依頼者インタビュー(4/5)
弁護士によって結果や対応は全く違う
私達と同じ二次被害のようなつらい思いをして欲しくない
――同じ立場の方へのアドバイスがあればお願いいたします。
もし、私が同じ境遇(死亡事故の遺族)の立場の方に出会ったら、たくみ法律事務所の先生をおすすめしたいと思います。彼らは九州でベストだと思う、と。私達は、比較する対象があったので特にわかります。
そして、なるべく早い段階で先生方に依頼するべきです。証拠や証人は時間の経過とともに不明瞭になって、真相は藪の中ということになりかねません。
弁護士によって結果はもちろん対応が全く違うことを知っていただき、私達と同じ二次被害のようなつらい思いをして欲しくないと思っています。
――そのような思いで今回の取材にご協力いただいたのですね。つらい内容をお話しいただき、ありがとうございます。その他でも思うところあれば何でもお願いいたします。
遺族としては、息子の価値がこんなものなのかという思いは未だにありますし、弁護士には最大限の請求をしてもらいたいという気持ちもありますが、冷静に請求できる金額というのも適確に示してもらえてよかったと思います。
私達には、真相を究明したい、賠償額を一定程度補償してほしい、加害者本人にこの事故についてもっと向き合ってほしいというそれぞれの気持ち、さらには今回の事故について早く折り合いをつけたい、事件を忘れたいという複雑な思いがあります。交通死亡事故による遺族と接する方々には、人としてそこを汲み取って欲しいと思います。
加害者の保険会社の対応は非常に事務的で、加害者の保険会社である以上、加害者を守る必要があるのは理解できますが、被害者の視点にまったく立てておらず、人としてどうなのか、感覚が麻痺しているのではないかと思う場面が多々ありました。たくみ事務所はその点、私達遺族の側に立ち、しっかりと話を聞いていただきながら進めてもらえたと感じます。
取材日時:2015年6月
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